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2016年5月

2016年5月19日 (木)

「自分を信じること」「仲間を信じること」「最後まで諦めないこと」

昨日の、女子バレーオリンピック最終予選対タイ戦をご覧になられましたか?

私自身、久しぶりにスポーツを見て感動しました。

オリンピックに出場するためには、決して負けることのできないこの一戦!

一昨日の韓国戦の敗戦が昨日の試合前、選手に緊張とプレッシャーを与える中始まった昨日の試合、第一セットを奪われ、さらにプレッシャーに押しつぶされそうな中、まだその時は選手も笑顔があり何とか挽回しようとする気持ちがあるなと感じていました。

 

その気持ちの中、第二セットを何とか奪い返し、勢いに乗るとおもいきや、第三セットでタイの気迫に押されセットを奪われてしまいました。もう落とせない状況の中始まった第四セット一進一退の攻防の中、日本の絶対勝つという執念とオリンピックに行かなければいけない気持ちとファンの声援が後押しされ何とか奪い返し、そして迎えた最終セット奇跡的なドラマが生まれました。

 

絶望感が漂う雰囲気になった6対12の大劣性の中、監督・選手・メンバーから漏れた選手・ファンが一体となり自分を信じ、仲間を信じ、最後まであきらめないという姿勢を前面に出しプレーを続け表情も笑顔から真剣な顔つきへと変わり、必ず勝つという強い気持ちと必死のプレーで見事大逆転勝利することができました。

 

普通では考えられない状況の中での大逆転劇の裏側には、最後まで諦めない気持ちと、オリンピックに行かなければいけないという使命感と監督・選手・メンバーから漏れた選手・ファンの気持ちがひとつとなった結果、奇跡に近い勝利に結びついたと思います。

 

 

昨日の試合を通して、会社という組織で働かせていただいている私たちは、何があっても仲間を信じ、あきらめることなく、前に進まなければいけないと感じました。

 

人は、ひとりの力ではどうしようもないことがあります。しかし、同じ志や、同じ目標を持った仲間が集まればどんな困難も乗り越えていける力が湧いてくると思います。みんなで知恵を絞りだし、取り組む努力をすることで答えを見つけ出すことが組織で働く私たちには必要不可欠だと思います。どうすれば、勝てるのか、組織がまとまるのか、結果が出せるのかを日々考え行動することで、現状を変えることができます。すぐに変わることができないかもしれませんが、将来を見据え毎日をどう取り組むかが大切だと思います。

 

 

スポーツも会社の組織も人が重要になることは間違いありません。協調性と団結力そして何よりも、仲間を信じ何があってもあきらめない強い気持ちを持つことを教えられた、昨日の出来事でした。明日より、気持ち新たに努力していきたいと思います。

 

そして、女子バレー日本代表がオリンピック出場を果たせることを願いたいと思います。

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