カテゴリ「観光」の記事 Feed

2019年11月19日 (火)

素晴らしき紅葉

泉北高速鉄道の深井駅より 東へ170mの位置にある

「水賀池公園」のご紹介です!

M1

本来はツツジの名所として知られ、25,000株の色とりどりのツツジが

毎年4月下旬から5月上旬に咲き誇り、たくさんの人が訪れるそうです。

今回は季節外れの11月ではありますが、ふと通りかかり

水賀池とその周りの紅葉のコラボレーションがあまりにも

美しかったのでシャッターを切りました。

赤や黄色に秋を彩る、素晴らしき紅葉の風景をご覧下さい。

M8

M7

池のほとりには大きな鳥が優雅にたっていました。

M4

輝く水面を進む水どり一家

M2

池の外周には800mにわたる園路があり、季節の移り変わりをみながら

ウォーキングで風を感じるもよし!

ジョギングで汗を流すのもよし!

健康志向の方には最高の場所です。

M5

オレンジ色や紅に葉を染めた木々

※春には桜並木にもなるそうです。

M3

M6

光と影のコンストラストが見事でした。

M9

落ち着きのある雰囲気がとても素敵で心地の良い場所でした。

2019年9月13日 (金)

イタリア旅行記

旅行休暇を利用して同期2人でイタリアに女子旅をしてきました(*^^)v

1日目は韓国を経由していざローマへ!

韓国まで約2時間、乗継時間を挟んで韓国から12時間30分程と慣れない長時間フライトは疲れましたが、現地への期待に思ったよりも元気に到着できました。

日本とイタリアの時差はサマータイムで7時間。

朝9時過ぎに出発した私たちは現地時間の夕方6時頃に到着したのですが、日本時間だと深夜1時。。

イタリアのこの時期の日没は夜の8時頃らしく、6時といえどまだまだ明るくて不思議な感じでした。

空港からホテル間は現地の送迎をお願いしていたのでまずはホテルへ。

運転手さんがコロッセオやカラカラ浴場といった観光地を通りながらホテルまで連れて行ってくれました。

Image1(車窓からのコロッセオ)

ホテル到着後は晩御飯を食べにホテル周辺を散策。

近くのレストランで本場のピザをいただきました。

生地がパリパリサクサクで美味しかったです(●^o^●)

Image2(お店の人の1番おすすめのにしました)

この日は移動疲れもあって早めに就寝(-_-)zzz

2日目は世界一小さな国ヴァチカン市国へ!

まずはヴァチカン美術館見学からスタート。

イタリア語はおろか英語もさっぱりなので、旅行前に日本語ガイドツアーをお願いしておきました。

毎日多くの人が訪れるらしく、入場するのにも行列なので予約必須です!

天井画や彫刻など数々の展示はどれもうっとりと見蕩れます。

フラッシュをたかなければ写真撮影OKなので、次々と撮影していきます。

ここの目玉は1番最後に辿り着くシスティーナ礼拝堂です。

ミケランジェロが描いた「最後の審判」が壁一面に描かれ壮大な雰囲気に圧倒されます。

礼拝堂なのでここだけ写真撮影が禁止となっています。

ちなみに日本では徳島県にある大塚国際美術館で陶板印刷のシスティーナ礼拝堂を体感・撮影できます。

Image3(これは大塚国際美術館で撮影したもの)

美術館を後にしたらトレヴィの泉や映画「ローマの休日」に登場するスペイン広場なども連れていってもらいました。

もちろんトレヴィの泉ではコインを投げ入れてきました。

イタリアに再訪できますようにという想いを込めて背中越しに1枚。

2回投げると恋が成就して、3回投げると恋人と別れられるという逸話があるそうです。

Image4(トレヴィの泉)

3日目も日本語ガイドツアーを利用して、この日はローマ郊外を回るバスツアーに参加しました。

まずは奇怪な巨像が散らばるボマルツォ怪物公園へ。

公園内の至る所に下の写真のような像や建造物があり、その大きさに圧倒されます。

Image6(私は知らなかったのですが、上野樹里さん出演のCMに登場したそう)

次は映画「天空の城ラピュタ」のモデルとされるチヴィタ・バニョレージョへ。

今から2500年以上前にエトルリア人によって造られた「天空の島」と呼ばれる岩上都市です。

風化が進み「死にゆく街」とも言われており、日中は観光客であふれますが、いつ崩れるか分からないのでここで夜を過ごす人はほとんどいないそうです。

岩上都市というだけあって長い橋を渡ってようやくたどり着きます。

たどり着いた先の街並みは中世から変わっていないそうで、趣あふれるかわいい風景が広がります。

Image12(なかなかの坂道です)


Image5

(死にゆく街とはとても思えません)

そしてツアー最後の都市オルヴィエートに向います。

丘の上に造られた要塞都市で、小さな町とのことですが中世の雰囲気漂う街並みはこれまたお洒落です。
Image7

(町の中心にある教会)

ローマなど大都市とはまた違う、のんびりした時の流れを感じられる1日となりました。

自力で行くのは難しい所ばかりだったのでバスツアーおすすめです!

4日目は特に予定を決めていなかったのですが、思い立ってフィレンツェまで足を延ばしてみました。

ローマからフィレンツェまでは高速列車「イタロ.italo」に乗って1時間半程で到着します。

Image8

(赤い車体デザインがかっこいい!)

目的地を決めずのんびり散歩するだけでも楽しめます。Image9_2

(ポンテ・ヴェッキオ)

折角なので街全体を眺めようとベルヴェデーレ要塞に向いました。

ベルヴェデーレというのはイタリア語で「展望台」という意味なんだそうで、その名の通りフィレンツェの美しい街並みが眼下に広がります。Image10

(ベルヴェデーレ要塞からの景色)

歩き疲れたらジェラートも食べました(´ω`)☆

本場なので1日に1個は食べるぞ!と意気込んでいたのですが、ご飯の量が多くて実現できず、、(T_T)

Image11_2

(1番小さいサイズはキッズ用らしいのですが、それでも十分すぎるくらい)

そして5日目は早くも帰国する日です。

楽しい時間はあっという間ですね。。

飛行機の時間が遅めだったので、お土産を買い足したりしながらローマ最終日を堪能して、

まだまだ書き足りないくらいのたくさんの思い出と一緒に日本へと帰国しました。

イタリアはスリが多いと聞いていたので警戒していたのですが、何事もなく無事に帰って来られて本当に良かったです。

ご飯もおいしく見どころ満載の4泊6日間でした。

皆さんも自分だけの「ローマの休日」を求めてぜひ1度訪れてみてほしい場所です。

2019年5月19日 (日)

藤井寺(葛井寺)藤まつり

大阪で、有名な藤の花の名所といえば、私の地元でもある藤井寺

(本来は、藤井寺ではなく葛井寺と書くそうです)

葛井寺の藤はなんと1000年の歴史があるそうです。

 

葛井寺の正式名称は、「雲山 葛井寺」

※西国三十三所第五番札所です。

 

大阪府下唯一の天平時代の仏像「千手観音像」国宝でも有名です。

※普段は秘仏として公開されておりませんが、毎月18日と8月9日に

 限って御開帳されます。

 

葛井寺には、古くから藤の花が植えられていたそうで、葛井寺の藤棚は有名です。

境内の藤棚には毎年、花房の長いものや、紫や白、ピンクなど

濃淡さまざまな藤の花が咲きそろいます。

ちょうどゴールデンウィークの頃に藤が見ごろで、春風に揺られていい香りを

ただよわせながら咲いております。

 

南大門から境内へ入ります。

「南大門」国の重要文化財に指定されています。

 S__27680791

咲き誇った藤の花(藤棚)

 S__27680792

S__27680787_2

S__27680790

特に白い方の藤棚には蜂がたくさんきていました。

S__27680785

S__27680793

  「藤まつり情報」

毎年、藤の花の開花に合わせて、境内では藤まつりが開催されます。

※例年は4月中旬から開花し始め、見ごろは4月の下旬まで続くようです。

※今年は、寒の戻りが何回かありましたので、開花が遅くなっているようです。

 

S__27680789

アクセス

・近鉄南大阪線「藤井寺駅」下車 東へ徒歩5分

 (藤井寺駅下車。南出口を出て東の方向へ約100m進み、右折。

商店街を南に向かって約150m進むと左手に寺の西門が見える。)

・開聞時間 午前8時~午後5時

・拝観料 境内自由 (ワンちゃんは抱っこなら連れ込みOK)

・近辺にもたくさん駐車場があるので車でも便利です。

2019年3月17日 (日)

淡路島「震災記念公園」地震体験

阪神地方や淡路島北部に大きな被害を与えた地震は

「阪神・淡路大震災」と名付けられ明石海峡の地下約14kmを震源とする

兵庫県南部地震はマグニチュード7.3、最大震度7を記録しました。

 

23_2

こちら「震災記念公園」では1995年1月17日未明に発生した

阪神淡路大震災の爪痕を一部その時のまま保存してあります。

どれほどの強烈な力が働いたのかを間近で見るとぞっとしました。

地震の凄まじさを感じ地震の脅威に対する

備えの大切さを感じる事ができます。

 

それでは早速館内に入ってみましょう。

入館するといきなり高速道路が倒壊しトラックが横転している大迫力の模型や、

震災時の写真パネル、活断層や被害範囲の地図など多数展示されています。

 

7

展示パネルを見ながら奥へ進んでいくと、ものすごく広い空間に入り、

ここでは地震当時の野島断層の実際の地割れの様子が室内で保存されてあります。

地形の変化など自然の力の膨大な威力を詳しく観察できます。

全てがレプリカではなく実際におこった断層の擦れや断面を見られるのは

全国でも珍しく、多くの方が熱心に観察しておりました。

 

6

10

5

活断層が敷地内を通っているにもかかわらず、

ほとんど壊れなかった実際の家が「地震に強い家」として公開されておりました。

家の塀や花壇が1m以上も引き裂かれた様子や、

地震直後の台所なども再現展示されております。

 

8

最後には、地震の揺れを体験できる館があり、

兵庫県南部地震(震度3程度・横揺れ)と、

東北地方太平洋沖地震の揺れ(震度5程度+・縦横揺れ)の違いを体験できます。

 

9

私も阪神淡路大震災当時、大阪の南部に住んでおりましたが、

この震災体験館で、東北地震と阪神淡路地震を体験しましたら、

ほんと自分が家で感じた震度3なんて屁でもなかった事を痛感しました。

 

 

神戸淡路大震災からは、少し時間がたってしまいましたが、

地震という自然の力の大きさや、想像をはるかに超える

すさまじいエネルギーを、自分の目で見、考えさせられる場所でした。

断層がどこをとおっているのか?

自分の住まいや自然災害に対する備えを今一度考え、

いざというときの心構えをするには良い場所、良い機会となりました。

 

 

 

2018年11月30日 (金)

世界遺産巡りの旅

私たちの職場の自慢は、なんと言っても

「充実した長期休暇」の確保。

地元の友人たちからも羨ましがられる、

通称「旅行休暇」は、何と7日間!!

(しかも、年間に7日間×2回!!)

私の楽しみは、この2回の機会を利用して

日本を離れ、海外旅行へと飛び立つことです。

カンボジア・マレーシア・タイ・台湾・韓国・・・と、

これまでにアジアの各国を旅して回ってきた私が

今回チョイスしたのは、「ベトナムのダナン」。

直行便✈で4時間40分のフライト。

空港に降り立ち、異国の空気を味わってすぐに、

ダナン郊外にある五行山へ。

山そのものが大理石から出来ているため、

マーブルマウンテンとも呼ばれています。

五行山の見どころ。

やはり数々の神秘的な洞窟や寺院でしょうか。

Dsc_0872_2

Dsc_0903

Dsc_0909

洞窟の中

Dsc_0875_2五行山からの景色。

暑い中でしたが、行く価値アリでした。


Dsc_0946

Dsc_0950_2

ハン市場。見ているだけでも独特の雰囲気。

Dsc_0943

こちらは現地のタクシー運転手さんに紹介して

もらった料理店「MADAME LAN」。

庶民的・・・ではなく、旅行客向けの雰囲気。

上品で清潔感のある店内にて頬張ったのは、

定番の「生春巻き」。

Dsc_0934

Dsc_0936

Dsc_0935

お肉・・・かと思いきや、白身魚の甘辛煮。

しっかりした味付けで、タイガービールが進むっ!。

Dsc_0960

大聖堂にも立ち寄って・・・。

Dsc_0978ダナン駅。

ベトナムの南北を結ぶ、「ベトナム鉄道」。

私が “バイブル” としている書籍。

「地球の歩き方」。

これまでに何冊かの旅行書籍を試したものの、

自分にとって最適だと感じたのは

この「地球の歩き方」。

ここ数年の旅のお供として、

手放せない存在になっています。

Dsc_0980長距離移動の手段として選択したのは、列車。

「タクシーをチャーターして優雅に移動」

よりも、自分の五感を活用して動きたいな、と。

客車の種類には、様々なランクが存在・・・? 

特に贅沢するつもりも無く、無難なランクで。

でも、乗り込んですぐに少し後悔(-_-;)。

日本の列車とはまるで異なる造り。

向い合せ・隣り合わせの間隔も近いし、

家族連れには気を遣うし・・・。

そして何よりも、暑い!!

エアコン付きのランクを選んだものの、

クーラーが稼働して快適なのは、

列車が動いている時だけ、というシステム。

これらも自分で選択して経験したからこそ

得られた知識として、ポジティブな捉え方を

しています。

Dsc_1056 1802年から1945年までの143年間の長きにわたり、

ベトナム最後の王朝がおかれた、「グエン朝王宮」。

この王宮こそが、フエを象徴する観光スポット。

世界遺産に登録されている建築物の中でも最高峰です。

Dsc_1052 王宮のシンボル的存在「フラッグ・タワー」!

1,809年に建てられた高さ17.5mの見張り台です。

フエの市内はフォーン川を挟んで旧市街と新市街に分かれ、

王宮は旧市街に、街の中心やホテルは新市街にあります。

旧市街と新市街は歩ける距離なので、王宮はぷらっと観光できますよ!

Dsc_1076 西欧風の建築様式で1,920年から20年かけて作られた

ヨーロッパ風の建築が特徴。

外見も西洋風で斬新なのですが、内部も素敵! 

天上や壁が陶磁器やガラスの破片でステンドグラスのように

飾られていて見事なのです。

個人的にイチバンお勧めしたい場所です。

(肝心の写真が…スミマセン)


ここに埋葬されているカイディン帝は新しいもの好き、

派手好きだったそうで、西洋、東洋の面白いものを

取り入れたお墓を造ったそうですょ。

『ホイアン』へ。

「ホイアンの古い町並み」としてユネスコの世界文化遺産に登録されてます。

Dsc_1119ここが「日本人橋」。

日本人が建築に携わったことが名称の由来。

Dsc_1128様々な国の建築様式が混じり合い、

夜になれば昼間と違い非常にエキゾチックです!

Dsc_1138

ホイアン名物 “ホワイトローズ”

Dsc_1133

「WHITE ROSE(ホワイト・ローズ)」は、

米粉を薄く伸ばしエビのすり身などを包んで蒸し上げた料理。

白い薔薇の花びらのように見えることから名付けられたそう。




そんなこんなで、上手くまとめ切れないほどの内容を

盛り込んだ、女の一人旅。

機内泊を含めて、6泊7日をフルに活用。

こんな旅を1年の内に、なんと2回も楽しんでいます。

ここまでの充実した長期休暇が確約されている葬儀社なんて、

(葬儀社どころかサービス業としても)日本中を探してみても、

当社だけじゃないんだろうかと思っています。

・・・いえ、実際に当社だけのはず。

年間に

あとどれだけの「世界遺産の旅」を経験できるのか。

次回の配信

2018年8月30日 (木)

大阪の珍寺「全興寺」恐怖の地獄堂体験

 大阪は平野区の中央に位置し、関西の珍寺ベスト3に選ばれる「全興寺(せんこうじ)」

珍スポット好きの方にはかなり人気らしく、いろんな方が来られるようです。

この寺は、今から1400年前に聖徳太子が平野の野中の地に薬師如来の像を安置する為に

「薬師堂」を建立され、そこからしだいに町づくりが広がっていきました。

この由緒正しい「全興寺」こそが「平野」発祥の地とも言われております。

 

 一見普通のお寺の様ですが、一歩境内に入れば地獄体験が出来るユニークな寺院!

世にも恐ろしい閻魔大王が待ち構える「地獄堂」

曼荼羅(まんだら)に座って瞑想すると極楽が味わえるという「ほとけのくに」があり

地獄極楽が同時に体感できる「関西の珍百景スポット」

期待と不安を胸に 早速、全興寺を体験してみたいと思います。

 

P1000548

商店街のアーケードに面した入口。

赤ちょうちんが沢山飾られ何か起こりそうな雰囲気をかもし出しています。

P1000546

ネパールより両国の友好のシンボルとして送られたマニ車(経車)が並んでいます。

マニ車の中にはお経が収められていて、手でまわすと、

お経を一巻お唱えするのと同じ効果があると言われています。

 

P1000544

本堂は建て替えられて400年の歴史があり本尊の木造薬師如来坐像は

平安時代中期につくられ大阪市指定文化財に認定されているそうです。

 

それではいざ地獄堂へ! 

Photo_2

Photo まずは門の前でセルフチエック!

自分が極楽行きか地獄度行きをチェックできます。

正直に質問(10問)に答えていくと、あなたが死後、しあわせな極楽に行けるか、

暗くておそろしい地獄に行くのかがわかります

P1000521ここが今回ご紹介したい地獄堂です。 

P1000526

閻魔大王はまさに地獄界の象徴!

地獄堂の正面には、死後の世界にいるとされる閻魔大王が座し、

迫力ある鬼達地獄の裁判員が両サイドからにらみをきかせています。

 

P1000528リアルで怖い鬼達(ノω<;)


P1000530
10人の裁判官の前で裁きを受けるので嘘をていても通用しません。 

 

Photo_3そして、この真ん中のドラを打つと右側の鏡に、恐ろしい地獄絵図が流れます。

 

P1000532

この鏡、浄玻璃鏡(じょうはりのかがみ)と言われ、

亡者が善い人か悪い人かが映し出される真実の鏡みたいです。

嘘をついてもすぐ分かり、舌を抜かれてしまうのでご注意を! 

※ただし、ここで流れる映像はかなり迫力があり怖いです。

   大人でも気が重くなるのであしからず!

P1000522

P1000523

実際に地獄の釜の音が聞こえるとの事で早速頭を入れてみました。

どんな音が聞こえるかは実際に体験してみて下さい。

 

 

 つぎは「ほとけのくに」を紹介します。

地獄堂を出て奥へ進んでいくと「ほとけのくに」と書かれた

地下に通じる階段があらわれます。

Photo_4

  P1000539

Photo_5

階段の手すりには八十八か所の霊場の砂が入っています。

一度に八十八か所めぐりをしてる感じです。

  

Photo_6

階段を降りて行くと151体の石仏に囲まれ、中央にはステンドグラスの曼荼羅があります。

ここは、水琴窟(すいきんくつ)という、地中の空洞の中に落下する水滴音が反響して

聞こえる仕組みになっており、なんとも安らぐ空間となっております。

 

靴を脱いで曼荼羅の中央に座り、しばし水滴の音色に耳を傾けながら瞑想すると

来訪者に仏の境地を開いてくれるそうです。

地獄堂とは一変した清らかな空間に心が浄化される事でしょう!

 

※地獄堂についてご住職様にいろいろお話を伺いました。

もともと江戸中期からこのお寺には閻魔像がありましたが見学するだけの地獄堂でした。

毎年の地蔵盆などで集まった近所の子供たちに紙芝居で地獄の話をすると、

子供たちは真剣な眼差しでご住職の話に夢中になっていたそうです。

そこでもっと多くの方に閻魔大王を通して、人の善悪や命の大切さを伝える為に

体験型の地獄堂を平成元年につくり変えられました。

この先駆的な発想と行動により30年以上たった今では、

テレビや新聞で紹介されるだけではなく、インターネットやSNSを通して

全国各地に広がり珍スポットとして海外からの観光客も年々増加しているそうです。

ご住職様は現代薄れつつある(人の善悪や・命の大切さ)を映像や音声を用いた

新しい地獄堂によって子供の心に分かりやすく表現したとの事でした。

 

P1000518

 「全興寺」そこは訪れる全ての人を楽しませてくれる不思議な世界観を持ったお寺でした。

時には、閻魔大王様の声に耳をかたむけ、自身を見つめの直すのも良いのではないでしょうか。

 

仏光殿オフィシャルサイト