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2017年5月 3日 (水)

鯉のぼり

 

 

 5月に入り、GWが始まりました!

今年のGWは長い人では9連休!!という方も

おられるとの事で・・・

 

街中を見渡せば時々「鯉のぼり泳ぐ姿も見られます。

しかし、私達が子供の頃はもっと多くの「鯉のぼり」が

見れた様な記憶があるのですが・・・

これも時代の変化なのでしょうか?

 

そもそも「鯉のぼり」の始まりは、中国の黄河上流に竜門と呼ばれる

激流が連なった滝があり、そこを登り切った魚は霊力が宿って

龍になるといわれていました。

その滝を登るほどの勢いのある淡水魚は、清流のみなず

池や沼地などでも生息できる生命力の強い「鯉」以外にありません。

ある時、一匹の鯉が激しい滝水に逆らいながら竜門を

登りきったところ、鯉は龍と化し天に昇ったという古代中国の

伝説にあやかったもので、男子出生の祝いとして願いを込めて

空高くあげたものが始まりとされています。

また、日本では江戸時代に将軍に男の子が生まれると

旗指物(家紋のついた旗)や幟(のぼり)を立てて祝う風習がありました。

やがてこれが武家に広がり、男の子が生まれた印として

幟を立てるようになりました。

その後、江戸庶民の間で「鯉の滝登り」で立身出世のシンボルになった鯉を

幟にするアイデアが生まれ、武家の幟に対して町人の間で

「鯉幟(こいのぼり)」があげられるようになったそうです。

 

このように由来を知ることによって、「鯉のぼり」に対しての見方も

変わるのではないでしょうか?

 

 

 

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