今日はセリに行って来ました!!
当社の花の仕入は主に、大阪鶴見花き地方卸売売り場へ早朝からセリに参加し新鮮な花を購入しております。
施設全体の愛称は「鶴見はなぽーとブロッサム」と呼び、建物の上部は三井アウトレットが運営する商業施設となっており、買い物のお客様で大変賑わっております。
下部は花の卸売場となっております。
卸売市場2社 仲卸業者11社(切花)が入っており、仲卸では一般の方も花を購入する事が出来ます。(だいたい10本単位です)
卸売市場はセリに参加する為のオークションカードと買参人契約が必要で一般の方が入場することは出来ませんが、事前に申込みすることでセリの様子を見学する事が出来ます。
切花のセリ見学日//月・水・金 7:30~9:00
鉢物のせり見学日//火 8:00~10:00
見学希望日は前もってお電話にて見学担当者にご確認のうえ、FAX、TELにてお申込みください。
TEL:06-6913-4187
FAX:06-6913-7714
場内にある仲卸の風景
セリは6時30分から始まるので、早めに到着してその日にどんな花がセリにかかるかを下調べします☺
下は卸売専用駐車場
下調べ中…
セリ台の裏には沢山の花が(^^♪
花のセリは20数年前までは手で値段を示す「手セリ」が一般的で入荷数、購入数などは全て人の力で行っておりましたが、現在はコンピューターで管理しており、大変便利な世の中になりました(^^♪
セリ機
セリの風景
セリ場にはA~J+N台があり、各セリ台から同時に花がセリにかかるので、欲しい花がセリにかかっている台(A~J+N)のアルファベットを選択し購入数を決め
欲しい値段でセリ落とすシステムになっております。
セリはセリ下げ方式で、花のセリがスタートすると半円の様なデジタルが動き出すのでタイミングよくボタンを押さないと花が買えなかったり、とんでもなく高い値段で買ってしまったり・・・( ;∀;)
購入した花はベルトコンベアに乗って自動で専用の荷物置き場(シューター)へ。1000社以上が買参人契約のある市場で購入した花が間違いなく振り分けられます!
すごいシステム(@_@。
花が荷物置き場に到着!
ここでは人が荷物を台車に乗せてくれます。
新鮮な花の鮮度を保つために保冷車に積み込みます
大阪鶴見花き地方卸売売場(以降市場と省略)には、なにわ花いちばとJF鶴見花きの2社が卸売業者として入場しております。
なにわ花いちばは西日本で1番の取扱量で年間約3億本の花の流通があります。
ちなみに、日本で一番の取扱量は東京の太田市場。
世界一の花市場はオランダのアールスメールで、1年間の花の流通量はなんと125億本!
世界の花市場の6割強を占め世界の花の価格はアールスメールで決まるとも言われております。
話はそれましたが、市場では四季折々の花を取り扱っておりますので、式典装飾部の仕入チームが目利きし鮮度の良い花をお客様に提供出来るように日々勉強しております。
購入した花は本社装飾部へと持ち帰りベストなコンディションにする為に、水揚げ、開花調整を行っております。
お客様のご要望にお応え出来るように市場以外の流通を確保しており色の指定や花の指定にも対応出来るようにしております。
数年前の1月にコスモスのご依頼を頂いた時に、(通常9月~11月頃にしか流通の無い花)お式には間に合わす事が出来ませんでしたが、式典終了3日後にはお届けし仏前にお飾りさせて頂きました。
この時期に○○は手に入らないかも…と心配されるお客様も、何なりとお気軽にご相談いただければ幸いです。
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