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2019年6月26日 (水)

土用の丑の日

日に日に暑さが厳しくなってきましたね。

 

この時期になるとテレビのCMやスーパー、コンビニでも

 

「土用の丑の日」が取り上げられて、所狭しと鰻が高値で並び始めますね。

 

土曜日じゃなくて土用?

 

ウナギなのにウシの日?

 

今回は色々と気になる点を調べてみました!

 

そもそも土用とは?

 

 まずは「土用」の意味です。

 

土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日のことを指します。

 

つまり、土用は1年で4回ある事になります。

 

しかし現在では夏の土用だけが認識されていて、他の季節の土用はあまり重視されていないようです。

 

そして「土用の丑の日」は、その土用期間中で十二支が丑にあたる日の事を指します。

 

つまり、「土用の丑の日」は土用の期間の内でたったの1日か2日だけということです。

 

土用=丑の日ではないというわけですね。

 

なぜ「丑の日」に鰻なのか?

 

土用とは季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期でもあります。

 

なのでそんな体力が落ちやすい時期には、「うし(の日)」だけに、「う」のつく物を食べて、精をつけましょうという風習があるのです。

 

ですから実際には、鰻でなくとも、うどん・牛・うり・梅干や馬など、「う」がつけばなんでもいいようです。

 

ただ、鰻にはビタミンAやビタミンB群など、疲労回復や食欲増進に効果的な成分が多く含まれていて、夏バテにはピッタリだということで「鰻」が現在の主流になっているのだそうです。

 

また、栄養面以外でも、土用=鰻と定着つけたのが、江戸時代の蘭学者・平賀陣内が、知り合いの鰻屋から夏に売上が落ちるという相談を受けたことで、

 

「本日丑の日」

 

土用の丑の日うなぎの日

 

食すれば夏負けすることなし

 

という看板を立てたところ大繁盛したそうで、これを他の鰻屋が一斉にマネしたことから全国的に広まったという説もあります。

 

素晴らしいキャッチコピーですよね(笑)

 

関西と関東では調理法が違う

 

ご存知の方も多いと思いますが、同じ鰻料理でも、関東と関西では調理法がことなります。

 

まず捌き方ですが、「関東は背開き」「関西は腹開き」です。

 

この違いに関して一説では、関東は武士の文化が強く切腹を嫌った、関西は商人の文化が強く、腹を割って話すことが好まれたとも言われているようです。

 

そして、関東では一度焼いて、蒸した後にタレをつけて焼くのに対し、関西は蒸さずにそのままタレをつけて焼き上げるという大きな違いもあります。

 

鰻の蒲焼きの起源としては、18世紀頃までは、鰻は焼いた後に塩や味噌をつけて食べられていました。

 

現在のような蒲焼きの始まりとしては、18世紀の後半に千葉県にあるヒゲタ醤油が「濃口醤油」を作り、それを鰻の蒲焼きに使ってから広まったと言われています。

 

いかがでしたか?

今回は土用に丑の日についてご紹介しました。

ちなみに今年の土用の丑の日は7月27日(土)です。

鰻屋さんに並ぶもよし、スーパー等で鰻を買って家で食べるのもよし・・・

 

とにかく体力をつけて、これからの夏の暑い季節を元気に乗り切りましょう!

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2018年11月 7日 (水)

おせち

 

【おせちの意味】

 

おせちとは、古来より、

農作物等の収穫の報告や感謝などの意を込め、

その土地で採れたモノをお供えしていました。

近年では、食文化などの発展に伴い、山海などの

食材を盛り込むようになり、ご馳走として現代の

(おせち)が作られるようになりました。

又、主婦を正月三カ日は家事から解放してあげる為に、

保存がきく食材を集めたモノとしての意味もあります。

 

近年ではおせちの事情が変わり、

身近なスーパーやコンビニで買える様になったことや、

通販や百貨店などは、高級志向者向けの

おせちを作るなど多種多様なニーズに合ったモノを

生み出し、消費者側がそれを求めるようになりました。

 

 

 

 

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その反面、地方によってやり方は異なりますが、

昔に比べて「おせち」を手作りすることが、

減ってきたようにも思えます。

では、時間が無く困っている人たちの為に、

お正月に向けての

「簡単おせちレシピ1品」を作ってみましたので、

ご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

【鶏の八幡巻き】

 

 

【材料】

濃口醤油60cc みりん60cc 酒60cc 砂糖大さじ1

酢大さじ1/2 水大さじ1/2(タレ)

鶏肉1枚 人参適量 牛蒡適量 しし唐適量

 

【レシピ】

①鶏を開き、(濃口1、みりん1、酒1)を浸地に浸す

②30分間浸け地から鶏肉を上げ、人参、牛蒡、

しし唐を中心に巻く、

③肉全体を爪楊枝で止めてから

油をひいたフライパンで弱火の状態で

じっくり中まで火が入るように焼く。

④こんがり焼き色がついたら、鶏八幡巻きの地

(タレ)を回しかけながら焼く。

⑤中まで火が入れば、一度冷まして、

固定していた爪楊枝を抜き、カットしたら完成。

 

Photo

 

最後まで閲覧頂きありがとうございました。今後も皆様のお力になれる内容を届けて参りますので、何卒よろしくお願いします。

 

2018年9月 7日 (金)

お弁当

 

厳しい残暑が続いていても、ふとしたときに秋の気配を感じる9月。

 

朝夕は半袖だと少し寒いかな?と感じることも増えてきました。

 

季節が移り変わるのを感じることができる9月には、

 

敬老の日・秋分の日・中秋の名月などの行事もありますし、

 

気候が落ち着いてくれば、外へお出かけする機会も増えてくるこの季節。

 

そんな行事やご親戚の集まり、お出かけにかかせないのが「お弁当」です!

 

近年では、お弁当を含む中食の需要が大変高くなってきています。

 

 

「外食」(がいしょく)

 レストランや飲食店で食べる料理

「内食」(うちしょく/ないしょく)

 手作りの家庭料理を自宅等で食べること

「中食」(なかしょく/ちゅうしょく)

 お弁当や惣菜等、外部の人手によって調理されたものを自宅等で食べること

 

 

料理部でも長年、「仕出し」を中心とするお葬式や法事の食事をメインとし取り扱ってきましたが、

 

年々、「会議弁当」「ハレの日の食事」「お食い初め」「行楽弁当」などの

 

ご注文が増えてきています。

お弁当をご注文頂く多くの方は、

 

おもてなし」

「少し手の込んだ料理が食べたい」

「記念だから形式にこだわりたい」

などの用途でお弁当を用意されているようです。

 

そんな特別なお弁当だからこそ、仕出しの技法を生かし、和の職人が丹精を込めて

 

ワンランク上のお弁当をお作りしています。

 

 

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「我々が作るお弁当が、良き縁の橋渡しとなりますように」

 

想いを込めて日々、調理に取り組んでいます。

 

 

是非一度、自慢のお弁当をご賞味下さい!

 

ご注文お待ちいたしております!

 

www.shiki-magokoro.jp

 

仏光殿オフィシャルサイト