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2017年4月

2017年4月13日 (木)

選抜高校野球初の大阪対決で注目された両校の一体感と結束力

今年の選抜甲子園大会は、観客動員数も多く非常に注目された大会だったと思います。

高校生の頃、私も白球を追いかけ甲子園を目指しておりました。懐かしい想い出と共に、甲子園

でプレーしてみたかったと感じた日々でした。決勝戦も大阪桐蔭VS履正社となり、初の大阪対決

ということで最後の最後まで盛り上がりをみせた大会だったと思います。

 

そこで、両校における一体感についての記事を紹介させてください。

大阪桐蔭と履正社の大きな違いは、野球部の寮があるかないかにあります。大阪桐蔭の選手達

は練習後も寮でコミュニケーションを図り共同生活で仲間を意識し一体感・結束力を強めているそ

うです。一方寮がない履正社は岡田監督の指導方針である「考える野球」が浸透し一体

感・結束力が養われているそうです。

 

岡田監督は就任当初自身の高校時代の経験に基づいて恐怖政治を敷き、選手を徹底的に追い

込んでいました。ただ、それでは選手は伸びないと気づき、やらされる野球から「考える野球」へ

指導方針を転換されました。これが、履正社が大阪でも屈指の強豪校に飛躍した一因となったそ

うです。

 

監督自身の経験から選手が伸びないのは、考えないからだ。考えないと自分に何が足りないの

か何をすべきなのかを判断できないということが分かったそうです。

学校の規則で練習は20時半までしかできなく専用グラウンドがあるとはいえ、まだまだ環境に恵

まれていないハンデを実践練習で補い考える癖をつけさせたそうです。また、帰宅後も選手は自

主練習や体のメンテナンスと一連のルーティーンを持ち各自考えながら日々を過ごしているとの

ことでした。

個人の意識が高いと、練習に競争と緊張感が生まれる。すると自然とチームは目標へ向けて

じ方向を向いていく。それが履正社高校の一体感・結束力へと繋がっているそうです。

 

今では、全国屈指の強豪校と言われる大阪桐蔭と履正社高校の一体感・結束力の作り方はそれ

ぞれ、違いはありますが、ともに結果に表れるからこそ強いチーム作りがされていると思います。

 

会社組織に置き換えても同じことが言えると思います。考えて行動

することで、知恵がわき、意交換をしていく中で一体感・結束力が

生まれるのではないでしょうか。とにかく考えることが現状を打破する

ひとつの手段になると思います。まずは、自分の事で考え、悩みながら

明確な行動指針を打ち出し、取り組む姿勢を見せていきた

いと感じた記事でした。

何かが変わると信じて・・・

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