経営の神様
現代の経営の神様と言えば皆様は誰と答えますか?
京セラの稲盛さん・日本電産の永守さん・ソフトバンクの孫さん
楽天の三木谷さん・ユニクロの柳井さんなどが
あげられるのではないでしょうか?
現代とつけなければ、間違いなくほとんどの方が
松下電器の松下幸之助さんをあげるのではないでしょうか?
私もそう答えます。
松下幸之助さんの有名な著書「道をひらく」の中で、
サービスする心という章があったので紹介させてください。
与え与えられるのが、この世の理法である。
すなわち自分の持てるものを他に与えることによって、
それにふさわしいものを他から受けるのである。
これで世中は成り立っている。
だから、多く受けたいと思えば多く与えればよいのであって、
充分に与えもしないで、多く受けたいと思うのが、
虫のいい考えというもので、
こんな人ばかりだと、世の中は繁盛しない。
与えるというのは、わかりやすく言えばサービスするということである。
自分の持っているもので、世の中の人々に精一杯のサービスをすることである。
頭のいい人は頭で、力のある人は力で、腕のいいひとは腕で、
優しい人は優しさで、そして学者は学問で、商人は商売で・・・。
どんな人にでも、探し出してくれば、その人だけに与えられている
尊い生まれつきの才能というものがある。その生まれつきの才能で、
世の中にサービスをすればよいのである。サービスのいい社会は、
みんなが多く与えあっている社会で、だからみんなが身も心も豊かになる。
お互いに繁盛の社会を生み出すために、
自分の持てるもので、
精一杯のサービスをしあいたいものである。
ギブ&テイクという言葉がありますが、
まずは与えることからはじまるのかなと感じました。
求めてはいけないとは思いますが、
与え続ける中でギブ&テイクが成り立つのではないでしょうか?
とにかく、他人に報いを期待せず与えていくことが大切であると感じました。
できる範囲で与え続けたいと思います。
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