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2018年10月25日 (木)

終活夫婦

『終活夫婦』

 

この本を本屋さんで見つけた時に読みたいとの思いすぐに購入し読みました。

 

非常に読みやすく2時間程度で読み終えることができました。

 

中尾夫妻の終活についての考え方がすごく理解できました。

 

 

 終活と聞いてどのようなイメージを持たれますか?

 

 多くの方はあまり考えたくないこととネガティブなイメージを持たれると思います。

 

 しかし、実際に真剣に考えておられる方は終活しておいて良かったと思われています。

 

 それは人それぞれの考え方にもよりますがやっておくことに

 

 越したことがないと思えるからです。

 

 自分の人生の最終章を整理しながらどのように過ごしていくのか、

 

 また後世に伝えていくのかを考えることで人生の終焉を

 

 有意義に暮らしていけると感じることができるからです。

 

 

  中尾夫婦が着々と進めてきた「今やるべきこと」は、

 

 「不動産売却」「お墓を建てる」「いらないものを捨てる」などなどの終活でした。

 

 

 最後に非常に感銘を受けた一文がありました。ご紹介します。

 

 志乃さんの言葉です。

 

 「人にはどうしても捨てられないものがある」

 

 

 終活を始めてからたくさんのものを処分されてきたそうですが、

 

 処分する決心がつかないものが多く残っているそうです。

 

 気づいたことが捨てても、捨てても、最後までどうしても

 

 捨てられないものが人にはあるということです。

 

 他人にはガラクタにしか見えないようなものでもその人にとっては何か大事なもの 

 

 なのかもしれない。

 

 それだけは人が何と言おうが絶対に手放してはいけない・・・

 

 そう思います。

 

 もしかしたら「終活」とは、

 

 自分にとって最後まで捨てられないものは何なのかを

 

 気づいていく旅なのかもしれません。

 

 

 絶対に捨てたくないもの今あなたの頭の中に浮かびますか?

 

 浮かんだ方は、大切に最後まで持っていてください。

 

 

 おわりに・・・・・

 

  

「終活」は人生を終わらせる活動ではないし、

 

 残された人のために整理をするだけのことでもない。

 

 片付けながら自分の一生を振り返ることだけが目的でもないと思う。

 

 と締めくくられています。

 

 

 終活の定義はありません。

 

 ただ、自分が歩んできた道のりを冷静に振り返りながら

 

 懐かしさを感じながら楽しく終活ができる時代が

 

 もうすぐそこまで来ていると思います。

 

 今まではタブーと言われていたかもしれません。

 

 しかし、やるべきこと、義務ではないかと私は思っています。

 

 もちろん私もしかるべき時が来れば終活を始めようと思っています。

 

 今回終活夫婦を読んで改めて感じました。

 

 もしよろしければ、この終活夫婦を読むことから始めてみませんか・・・

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