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2019年2月 6日 (水)

3月3日

 

雛祭り

 

毎日寒い日が続きますが、皆様元気にお過ごしでしょうか?

 

年が変わってもう2月。

 

2月は日数が少ないこともあり、日々が過ぎるのも早く感じます。

 

本日は、来月に迎える「雛祭り」の食事に関して色々と調べてみました。

 

 

 古くから伝わる日本の風習には、その日に食べると良いとされる食べ物があります。

 

それらは「行事食」と呼ばれ、それぞれに何かしらの意味を持っています。

 

雛祭りも類に漏れずで、行事食が存在しています。

 

皆さんが「雛祭りの食べ物は?」と聞かれたら、何を思い浮かべますか?

 

きっと多くの方から「ちらし寿司!」と答えが返ってくると思います。

 

 

ちらし寿司

 

ちらし寿司にはさまざまな意味合いが込められており、お祝いの席でよく目にするお料理です。

 

お寿司という漢字にはおめでたい「寿」という言葉を使っていることからも、

 

ちらし寿司はおめでたい席の定番メニューであることがわかります。

 

ちらし寿司の華やかな具材は、ただおいしく作るためだけに選ばれているのではなく、意味がある物も含まれます。

 

・海老    腰が曲がるまで長生きしますように

・蓮根    将来の見通しが良い

・豆     健康で、まめに働き、まめに生きる

・椎茸    元気・壮健を願う

 

などの意味があります。

 

 

はまぐりのお吸物

 

昔から二枚貝は「お姫様」を意味していました。

 

中でも「はまぐり」は二枚対になっている貝殻でないとぴったりと合いません。

 

このことから仲むつまじい夫婦を表し、一生一人の人と連れ添うようにという願いが込められています。

 

 

菱餅

 

緑・白・桃色の餅を3段に重ねて、菱形に切ったものが菱餅です。

 

菱餅に使われている3つの色には、諸説ありますがそれぞれに意味があります。

 

・緑    長寿や健康、草萌える大地

・白    清浄、純白の雪

・桃色   魔除け、桃の花

 

となり、3色合わせての意味合いは

 

「春近い季節、雪の下には緑の草が息づき始め、溶けかかった雪の残る大地には桃の花が芽吹く」

 

という、とても風情のあるものです。

 

また、緑の餅にはよもぎ、白にはひしの実が入り、桃色の餅の色づけにはくちなしが使われています。

 

それぞれ、よもぎには増血作用、ひしの実には血圧を下げる効果があり、くちなしには解毒作用があると言われています。

 

ひなあられ

 

その昔、「ひなの国見せ」と言う、雛人形を持って野山や海辺へ出かけてお雛様に春の景色を見せてあげるという風習がありました。

 

その時にごちそうと一緒に持っていったお菓子がひなあられです。

 

ひなあられは、菱餅を外で食べることができるようにと、菱餅を砕いて作ったという話しが残っています。

 

ですから、菱餅と同じ3色になっているようです。

 

・白    「大地のエネルギー」

・桃色   「生命のエネルギー」

・緑    「木々のエネルギー」

 

ひなあられを食べることで自然のエネルギーを体内に取り込み、健やかに成長できますようにという願いが込められています。

 

 

白酒

 

もともとは、桃の花びらを漬けた「桃花酒」が飲まれていました。

 

桃は古くから、邪気を祓い、気力や体力の充実をもたらすと言われており、桃花酒は薬膳の1つとして中国から伝わりました。

 

また、桃が百歳を表す「百歳(ももとせ)」に通じることから、桃花酒を飲むという風習がありました。

 

桃花酒が白酒に変わり定着したのは江戸時代です。

 

当時、白酒を売り出したのは「豊島屋酒店」

 

「豊島屋の初代の枕元にお雛様が現れて、美味しい白酒の造り方を伝授された」のだそうです。

 

この話しが江戸中の評判となり、徳川将軍にも愛飲されるようになったそうです。

 

女性にも飲みやすい白酒は、桃の花との対比(赤(桃色)白)もめでたいということが手伝って、雛祭りのお酒として定着したそうです。

 

作ってみたいお料理や、用意しておきたいお料理は見つかりましたか?

 

娘さんはもちろん、お母さんも息子さん、旦那さんも楽しめる、見て美しい、みんなで楽しく食べられるという点も忘れずに、ご自身の家族にあったお食事を是非ご準備下さい!

コメント

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Best Regards,
Edward

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