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2019年3月17日 (日)

淡路島「震災記念公園」地震体験

阪神地方や淡路島北部に大きな被害を与えた地震は

「阪神・淡路大震災」と名付けられ明石海峡の地下約14kmを震源とする

兵庫県南部地震はマグニチュード7.3、最大震度7を記録しました。

 

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こちら「震災記念公園」では1995年1月17日未明に発生した

阪神淡路大震災の爪痕を一部その時のまま保存してあります。

どれほどの強烈な力が働いたのかを間近で見るとぞっとしました。

地震の凄まじさを感じ地震の脅威に対する

備えの大切さを感じる事ができます。

 

それでは早速館内に入ってみましょう。

入館するといきなり高速道路が倒壊しトラックが横転している大迫力の模型や、

震災時の写真パネル、活断層や被害範囲の地図など多数展示されています。

 

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展示パネルを見ながら奥へ進んでいくと、ものすごく広い空間に入り、

ここでは地震当時の野島断層の実際の地割れの様子が室内で保存されてあります。

地形の変化など自然の力の膨大な威力を詳しく観察できます。

全てがレプリカではなく実際におこった断層の擦れや断面を見られるのは

全国でも珍しく、多くの方が熱心に観察しておりました。

 

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活断層が敷地内を通っているにもかかわらず、

ほとんど壊れなかった実際の家が「地震に強い家」として公開されておりました。

家の塀や花壇が1m以上も引き裂かれた様子や、

地震直後の台所なども再現展示されております。

 

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最後には、地震の揺れを体験できる館があり、

兵庫県南部地震(震度3程度・横揺れ)と、

東北地方太平洋沖地震の揺れ(震度5程度+・縦横揺れ)の違いを体験できます。

 

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私も阪神淡路大震災当時、大阪の南部に住んでおりましたが、

この震災体験館で、東北地震と阪神淡路地震を体験しましたら、

ほんと自分が家で感じた震度3なんて屁でもなかった事を痛感しました。

 

 

神戸淡路大震災からは、少し時間がたってしまいましたが、

地震という自然の力の大きさや、想像をはるかに超える

すさまじいエネルギーを、自分の目で見、考えさせられる場所でした。

断層がどこをとおっているのか?

自分の住まいや自然災害に対する備えを今一度考え、

いざというときの心構えをするには良い場所、良い機会となりました。

 

 

 

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