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2019年1月17日 (木)

2019年 己亥(つちのとい)

「今年の、干支(えと)は、(いのしし)年です 」

普通こういう言い方をよくしますよね!

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これも間違いというわけではありませんが、厳密に区別すると・・・正しくは

「今年の、十二支(じゅうにし)は、(いのしし)年です 」となるそうです。

 

干支(えと) 十二支(じゅうにし)って違うの?」

それでは、干支(えと)十二支(じゅうにし)の違いについて説明します。

 

干支(えと)は、十干(じっかん)と 十二支(じゅうにし)を 組み合わせたものです。

干支の種類には、60種類 あります。

 

つまり、干支は60種類十二支は12種類 なんです

まずは、(十二支)と(十干)について、見ていきましょう

 

十二支(じゅうにし)は、もうおなじみですね。

ご存知の通り下記の12種類の動物を指します。

子(ね) 丑(うし)寅(とら) 

卯(う)辰(たつ) 巳(み)

午(うま) 未(ひつじ) 申(さる) 

酉(とり) 戌(いぬ)   亥(い)

毎年、十二支の内一つがその年を代表する動物 となります。

 

 

次に、あまりなじみのない 十干です。

十干には、次の10個があります。

甲(きのえ)    乙(きのと) 

丙(ひのえ)   丁(ひのと) 

戊(つちのえ) 己(つちのと)

庚(かのえ)   辛(かのと) 

壬(みずのえ) 癸(みずのと)

 

これは、二つずつのセットになっていて、兄(え)弟(と)の関係になっています

(きの え 、きの と)(ひのえ、ひのと)(つちのえ)(つちのと) ・・・・

 

 

それでは干支(えと)を見ていきましょう。

干支は、十干 十二支を組み合わせたものですが

それは、干支(えと)という字にも現れています。

 

     干 支

十干  (かん)

十二支   (し)です。

 

十干(じっかん)10個

 【甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸】

十二支(じゅうにし)12個

 【子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥】

 

この2つを、それぞれ順に、組みあわせていきます。

こんな感じです・・・1.  ・2.  ・3 ・・・・

 

これを順繰りに並べていくと

60個目で 十干十二支の最後 同士が組み合わされ 「  」 となります。

 

《1から60までの一覧表です》

Photo

この様に、12年ごとにくる 同じ十二支でも、違う十干との組みあわせとなるので

12年前の年とは、十二支は同じでも、干支は違うという事になります。

 

 

2019年は、十干(つちのと)で、十二支(いのしし)ですので、

今年の干支(つちのとい)となります。

 

己亥の意味とは?

2019年の干支、(つちのとい)は、草木の次のような状態を意味しています。

 → 土を意味し、草木が十分に生い茂って整然としている状態

 → 地面に落ちた種が土中へ埋まり、次世代の生命へと繋がっていく状態

(これを人の成長に置き換えると)

からまでは、自分自身の成長時期

からまでは、子孫や後進を育て社会に貢献する時期

と言い換えることができるそうです。

・つまり、(つちのと)の年は、完成した自己や成熟した組織が、

 足元を固めて、次の段階を目指す準備をする年なのです。

年は、政治・経済の変動、又あまり嬉しくない話ですが、

 天災や災害に関して特徴がある干支だそうです。

 火山帯の上に国土がある日本は、昔から大きな地震に

 たびたび見舞われてきましたが、なぜか年に地震が多く

 発生したと言われております。

 近頃は、大雨による災害も起こりやすくなっています。

 災害への備えが必要なのは、亥年に限ったことではありませんが、

 この機会に見直すのも良いでしょう。

1_2 この2019年の一年が

皆さんにとって実り多き一年になりますように!

 

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