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2019年3月

2019年3月26日 (火)

木蓮の涙

春の訪れを一番に教えてくれる木蓮の花。

香りこそ強くないですが、それが冬の終わりを告げるはかなさとも感じます。

木蓮の花ビラが落ちると同時に桜の花の開花が始まります。

それはまるで白木蓮が雪解けをイメージさせ、桜の花は優しいピンク色に染まり

冬眠から目覚めたかのようにも見えます。

さて、この木蓮は園芸では「マグノリア」と呼ばれます。

モクレン属は北米やヨーロッパ諸国で広く栽培されております。

ゴルフが好きな方なら「マグノリア」と聞いて真っ先に連想するのは、

4月11日から始まるゴルフ4大メジャーのひとつのマスターズトーナメント

開催地「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」ではないでしょうか?

正面玄関からクラブハウスをつなぐ並木道にマグノリアの木が続いており、

通称、マグノリア・レーンとも呼ばれています。

またコースの名前にもなっております。

5番ホール:マグノリア(パー4)

でも私は木蓮と聞いて一番に連想するのはスターダストレビューの

「木蓮の涙」です。

1993年のリリースなので、もう26年も前の曲なんですね…

歌詞の内容は他界した彼を思う彼女の切なさを込めた詩。

切ない歌詞に込めた冬の終わりと春の訪れを待たずに

天国に旅立った彼への想い。

この季節が来るたびに、きっと思い出すんでしょうね。

2019年3月17日 (日)

淡路島「震災記念公園」地震体験

阪神地方や淡路島北部に大きな被害を与えた地震は

「阪神・淡路大震災」と名付けられ明石海峡の地下約14kmを震源とする

兵庫県南部地震はマグニチュード7.3、最大震度7を記録しました。

 

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こちら「震災記念公園」では1995年1月17日未明に発生した

阪神淡路大震災の爪痕を一部その時のまま保存してあります。

どれほどの強烈な力が働いたのかを間近で見るとぞっとしました。

地震の凄まじさを感じ地震の脅威に対する

備えの大切さを感じる事ができます。

 

それでは早速館内に入ってみましょう。

入館するといきなり高速道路が倒壊しトラックが横転している大迫力の模型や、

震災時の写真パネル、活断層や被害範囲の地図など多数展示されています。

 

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展示パネルを見ながら奥へ進んでいくと、ものすごく広い空間に入り、

ここでは地震当時の野島断層の実際の地割れの様子が室内で保存されてあります。

地形の変化など自然の力の膨大な威力を詳しく観察できます。

全てがレプリカではなく実際におこった断層の擦れや断面を見られるのは

全国でも珍しく、多くの方が熱心に観察しておりました。

 

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活断層が敷地内を通っているにもかかわらず、

ほとんど壊れなかった実際の家が「地震に強い家」として公開されておりました。

家の塀や花壇が1m以上も引き裂かれた様子や、

地震直後の台所なども再現展示されております。

 

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最後には、地震の揺れを体験できる館があり、

兵庫県南部地震(震度3程度・横揺れ)と、

東北地方太平洋沖地震の揺れ(震度5程度+・縦横揺れ)の違いを体験できます。

 

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私も阪神淡路大震災当時、大阪の南部に住んでおりましたが、

この震災体験館で、東北地震と阪神淡路地震を体験しましたら、

ほんと自分が家で感じた震度3なんて屁でもなかった事を痛感しました。

 

 

神戸淡路大震災からは、少し時間がたってしまいましたが、

地震という自然の力の大きさや、想像をはるかに超える

すさまじいエネルギーを、自分の目で見、考えさせられる場所でした。

断層がどこをとおっているのか?

自分の住まいや自然災害に対する備えを今一度考え、

いざというときの心構えをするには良い場所、良い機会となりました。

 

 

 

2019年3月14日 (木)

春のお彼岸

今年の「春のお彼岸」期間

彼岸入り      3月18日(月)

中日(春分の日)  3月21日(木)

彼岸明け      3月24日(日)

 

≪お彼岸の意味≫

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、お彼岸とは、

春分の日・秋分の日付近の「時期」を表す言葉として

使われていますが、この「彼岸」とは実は「場所」を

表す言葉なのです。

「彼」とは「向こう側」という意味で、彼岸とはすなわち

「向こう側の岸」なのです。

向こう岸とは、仏教的に「悟りの世界・極楽浄土」を表し、

逆に今私たちが生活している迷いや苦悩の世界を

「こちら側の岸」=「此岸(しがん)」と言います。

では、なぜ悟りの世界を表す「彼岸」と春分の日や秋分の日が

どう関係しているのでしょうか?

それは、浄土思想で信じられている極楽浄土は、西方の遥か

彼方にあると考えられていて、春分の日と秋分の一年で唯一、

真西に沈む太陽を礼拝し、遥か彼方の極楽浄土(彼岸)に

最も通じやすい日とされ、思いをはせた事が始まりと言われています。

  

≪お彼岸の迎え方と準備≫

お彼岸は他国にはみられない日本独自の仏事行事です。

お葬式同様に、各地の風習やしきたりによって違いは

ありますが、一般的には次のような準備を行ない、

お彼岸を迎えます。

① お仏壇・仏具の清掃

② お墓の掃除

③ 供花やお供え物の準備

  

お彼岸の期間は仏様を供養し極楽浄土へ行くことが

できるよう祈ります。そして、「六波羅蜜」の教えを

日々行えているか、自分自身の行ないを見直す期間でも

あります。

 

六波羅蜜】極楽浄土の岸へ渡るための教え

布施(ふせ)の心・・・・・・・他人への施しをすること

持戒(じかい)の心・・・・・・戒を守り反省すること

忍辱(にんにく)の心・・・・・不平不満を言わず耐え忍ぶこと

精進(しょうじん)の心・・・・精進努力すること

禅定(ぜんじょう)の心・・・・心身を安定させること

智慧(ちえ)の心・・・・・・・真実を観る智慧働かせること

 

 

仏様を供養し、教えを守った行ないをする事は本来ならば

毎日心がけていくべき事なのですが、日常生活に追われ

何かと実行できないのも事実です。

「せめて1年に2回くらいは、そのような忘れがちな徳目を実践しましょう」

というのもお彼岸の意味であり、目的ではないでしょうか。

 

2019年3月 7日 (木)

キャッチコピー

あるチョコレートのキャッチコピーです。

コンビニで売っているチョコレートなのですが、

このようなキャッチコピーがかかれていました。

「ストレスを低減する」GABA 

「脂肪や糖の吸収を抑える」LIBERA

 

このキャッチコピーがあるかないかで、

購買意欲が大きく変わってくると思います。

特にこのキャッチコピーにかかれていることを

気にされている方は購入頻度が高くなると思います。

お客様の興味を引くためのキャッチコピーこれはあるかないか

また、お客様に響くかどうか大切だと思います。

私自身で言えば上記のキャッチコピーはかなり興味を引きました。

そして、購入しました。正直実際にストレスが軽減されたり

脂肪や糖の吸収を抑えられるかどうかわかりませんが

どのような味がするのか確認したくなり購入しました。

 

どのような商売でもキャッチコピーやキラーワード

この言葉を伝えるとお客様の心に響くものって必要だと思います。

だからこそコピーライターという職業があり

CMでも記憶に残るフレーズがたくさんあると思います。

 

「あなたとコンビニファミリーマート」「セブンイレブンいい気分」

「ながーいお付き合い 京都銀行」「人生に2時間の幸せを、ワンカルビ」

「いいことあるぞーミスタードーナッツ」「お値段以上 ニトリ」

「結果にコミットする!ライザップ」「ココロも満タンに コスモ石油」

どれも印象に残りますよね。

 

お客様の興味を引くこれが一番の購買意欲を

湧きださせる手段になると思っています。

皆さまはどのようなキャッチコピーが頭に浮かびますか?

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仏光殿オフィシャルサイト