木蓮の涙
春の訪れを一番に教えてくれる木蓮の花。
香りこそ強くないですが、それが冬の終わりを告げるはかなさとも感じます。
木蓮の花ビラが落ちると同時に桜の花の開花が始まります。
それはまるで白木蓮が雪解けをイメージさせ、桜の花は優しいピンク色に染まり
冬眠から目覚めたかのようにも見えます。
さて、この木蓮は園芸では「マグノリア」と呼ばれます。
モクレン属は北米やヨーロッパ諸国で広く栽培されております。
ゴルフが好きな方なら「マグノリア」と聞いて真っ先に連想するのは、
4月11日から始まるゴルフ4大メジャーのひとつのマスターズトーナメント
の開催地「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」ではないでしょうか?
正面玄関からクラブハウスをつなぐ並木道にマグノリアの木が続いており、
通称、マグノリア・レーンとも呼ばれています。
またコースの名前にもなっております。
5番ホール:マグノリア(パー4)
でも私は木蓮と聞いて一番に連想するのはスターダストレビューの
「木蓮の涙」です。
1993年のリリースなので、もう26年も前の曲なんですね…
歌詞の内容は他界した彼を思う彼女の切なさを込めた詩。
切ない歌詞に込めた冬の終わりと春の訪れを待たずに
天国に旅立った彼への想い。
この季節が来るたびに、きっと思い出すんでしょうね。