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2019年7月

2019年7月30日 (火)

真夏の車中は危険が潜んでいる!

今年の夏は平年並みの暑さとの話題を耳にしましたが、

夏が暑い事には変わりはありません…

夏は何かとレジャーが多く、車での外出も多くなると思います。

ご存じの方も多いと思われますが、今一度確認の為に書かせていただきます。

真夏の車内の温度って何度くらいになるかご存じですか?

日中(12時から15時)が最も気温が上がる時間帯で

外気温35度でエンジン停止後わずか30分で55度まで上がるそうです(-_-;)

しかも!ダッシュボードの温度は90度近くまで上がるそうで、

フライパンで目玉焼きが焼ける⁉くらい熱くなります。

そんな車内にうっかり置いていてはいけないのが、水の入ったペットボトル。

100円ライター、スマホ、スマホの持ち運びバッテリーです。

これらが原因で年間数千件もの車火災が発生しているとの事。

特に、ペットボトルの水が火災を発生させるとは考えにくいかも知れませんが、

小学校の理科の実験で習った、虫眼鏡で太陽光を集め紙を焼くあの実験そのものの

状況になってしまうのです!

熱中症にも注意が必要です。

熱中症は気温30度、湿度60%のどちらかが上回ると危険性があると

言われております。

車では、少しだけだからと言ってお子さんを置いてエンジンを止めると

あっと言う間に温度が上がり、非常に危険な状況になります。

昨日も全国で熱中症で400人以上が搬送され、悲しい死亡事故も

発生しております。

知識をつける事が最大の予防ですので、楽しい夏のレジャーを

より安全に、より快適に、より楽しく過ごせるように…

2019年7月22日 (月)

お酒のまめ知識 第二弾

第二弾では、お酒のカロリー健康法についてご紹介いたします!

最近では、健康志向の方が多く

お酒のカロリーを気にされている方も多いのではないでしょうか?

「蒸留酒は太りにくい」と言う話を良く耳にしますので

今回は、蒸留酒に絞って種類ごとにカロリーの目安を見てみましょう。

※蒸留酒とは?

  醸造酒を熱し、水よりも低い沸点のアルコールを先に気化

  させたものを冷やして液化して作られるお酒の事です。

  もとの醸造酒よりもアルコール度数の高い液体となります。

本格焼酎(泡盛25度)の場合、100mlあたりのカロリーは約140kcalです。

因みに、25度の焼酎甲類も同じく100mlあたりのカロリーは約140kcalだそうです。

ジュースなどの果汁で割ったサワーなどは、グラス一杯が約170kcalになるようです。

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ウィスキーやブランデー(40度)は、100mlあたりが225kcalあり、

ウイスキーを炭酸水で割る一般的なハイボールはグラス一杯30ml

又、ブランデーをロックで飲む場合のカロリーは約67kcalとなります。

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ウォッカ(40度)のカロリーも100mlあたり約225kcalあり

ジンジャーエールで割る平均的なモスコミュールでグラス一杯約160kcalあります。

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蒸留酒にもしっかりカロリーがある事が分かりました。

それでも蒸留酒が「ダイエットにおすすめ」といわれるには理由があります。

実は、アルコールに含まれるカロリーは

(エンプティー・カロリー)と呼ばれ

そのカロリーは脂肪や糖に転換されないという特徴があります。

代謝で熱になる為、体内に残りにくく、他の食品カロリーに比べ

(太りにくい)といわれているのです。

又、焼酎や泡盛には、糖質が含まれていません。

原材料に「芋・米」が使われている為、

糖分が含まれているように感じますが、

実は蒸留する事によって糖質が取り除かれているのです。

プリン体も含まれない為、ダイエット中の方だけでなく

健康志向の方にもオススメお酒です。

今回は、特に蒸留酒のカロリーに焦点をあてご紹介しましたが

どんなお酒でも、適量で楽しんでいただくことが一番大切です。

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PS. おつまみによるカロリー摂取が一番太る原因になりますので

低カロリーのおつまみを選ぶよう気をつけてください!

2019年7月21日 (日)

夏にはやっぱり夏野菜!!

もうすぐ梅雨が明け、本格的な夏がやってきますsun

外はうだるように暑いのに、室内に入ると寒いくらいに

冷房が効いている。

家に帰っても熱帯夜でよく眠れない・・・。

これでは食欲も低下してしまいますよね?

でも、暑いからといって、そうめんや冷奴といった

冷たいものだけで済ませていると夏バテしてしまいますshock

体力の消耗が激しい夏だからこそ、栄養素のバランスが

とれた食事をとることが大切なのです!

 

今回は夏を乗り切るパワーの源「夏野菜」を紹介します。

 

夏が旬の野菜には、トマトキュウリピーマンオクラなどが

ありますが、いつでもスーパーで見かけるため、旬の野菜と

いってもいまいちピンとこないかもしれません。

しかし、旬のものと季節外れのものとでは味も栄養価も違います。

見た目は変わらなくても、旬のもののほうがビタミン・ミネラルを

多く含み、味がしっかりとしています。

 

夏野菜に豊富に含まれるビタミン・ミネラルは体調を整えるのに

欠かせない大切な栄養素。カロチンは体内で必要な分だけ

ビタミンAに変わり、夏の強い日差しで疲れた目や肌の健康に

役立ちます。

ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かすことができないため、

日焼けによる肌のダメージをケアします。カリウムは体内の

ナトリウムを体外へ排出して血圧の上昇を予防し、利尿作用が

むくみの解消に役立ちます。

 

これから訪れる暑い夏を乗り切るために、うまく夏野菜を

食事に取り入れ、健康に過ごしていきましょう!

 

≪夏野菜の効能≫

トマト・・・免疫力を高める抗酸化作用のあるリコピン、

      肌荒れ老化を防ぐベータカロチンがたっぷり。

      カロチン・ビタミンC・ビタミンEが美容に

      効果的です。旨味成分であるグルタミン酸が

      含まれており、スープや煮込み料理に入れると

      美味しくいただけます。

 

キュウリ・・95%を占める水分。尿の排出を促すカリウムが

      むくみを解消。渇きを潤し、体温を下げる作用が

      あります。

 

ピーマン・・ダイエット効果のある辛味成分カプサイシンが

      含まれ、体温を高めて新陳代謝を良くします。

      含まれるビタミンPはビタミンCの酸化を防ぎ、   

      加熱しても壊れにくくする作用があるため、

      ビタミンCの呼吸を助けてくれます。また、疲労

      回復の効果も期待できます。

 

オクラ・・・ネバネバ成分ムチンは胃の粘膜を保護し疲労回復に

      役立つので夏バテ防止に効きます。ビタミン類だけで

      なく、カロチンや食物繊維といった美容に効く成分

      カルシウム・鉄などのミネラルも豊富に含む万能野菜

      です。

2019年7月 4日 (木)

お酒のまめ知識 第一弾

近畿でもようやく梅雨入りになり鬱陶しい季節がやってきましたね。


また、暑くなってきましたのでビールのおいしい季節もやってきました。


今回はお酒に関する事をご紹介します。


日本で販売されているお酒は、主に3種類に分けられます。
『醸造酒』・『蒸留酒』・『混成酒』す。


醸造酒(じょうぞうしゅ)とは、原料を酵母によりアルコール発酵させて作られた酒のことで

蒸留などの作業を経ずに、基本的にアルコール発酵させたままの状態で飲まれるものをいいます。

一般に、蒸留酒に比べアルコール度数は低くなります。

これは、アルコール発酵を行う微生物が、自らが作り出したアルコールによって

活動を阻害されてしまうためです。

 

次に、蒸留酒じょうりゅうしゅ)とは、醸造酒を蒸留して作った酒で

別名 スピリッツ(spirits)とも呼ばれます。


基本的にはアルコール度数が高いものの、蒸留後に加水した場合でも

蒸留酒とされるので、アルコール度数を大きく落とすことも可能で、

世界各地に、地域に応じた様々な蒸留酒が存在します。

酵母によるアルコール発酵で作り出される醸造酒のアルコール度数は

16%~20%が限界であり、これ以上の濃度では酵母自身が死滅してしまいます。

そのためこれ以上度数を上げるにはエタノールの濃縮が必要になるが、

1気圧におけるエタノールの沸点は約78.325℃、水の沸点は約100℃と差があるので、

単純に加熱濃縮した場合はエタノールの方が気化しやすく、逆に度数が下がってしまいます。

そこで蒸発したエタノールの方を集めて濃縮する蒸留を行う必要があります。

醸造酒を蒸留器で加熱すると、沸点の低いエタノールが水よりも盛んに気化してきます。

この蒸気を集めて冷却することで液体に戻すと、元の醸造酒よりもエタノールが

濃縮されているため、アルコール度数の高い酒になります。

これが蒸留酒であり、気化せずに残った液体は蒸留残液と呼ばれます。

蒸留を繰り返すことでさらに高いアルコール度数を得ることが可能です。

ただし、共沸という現象により、蒸留ではアルコール度数96%までしか

度数を上げられない。

この度数の商品もスピリタスとして販売されています。

一般に、連続式蒸留器を用いた蒸留では、単式蒸留器を用いた蒸留を

何度も繰り返すことに相当する蒸留を行うことが多く蒸留を進ませると、

エタノール以外の成分の除去も進み、原料や発酵副産物に由来する風味は薄くなります。

クセを除くため、蒸留でアルコール濃度を高めた後に加水することもあります。

蒸留酒は貯蔵によって香りが変化します。

蒸留直後は飲用に適さない香りであることも多く、

通常は一定期間貯蔵し熟成させます。

熟成には金属容器や陶器が用いられることもあるが、熟成に木製の樽を用いて、

木に由来する香りや色をつけることもあります。


なお混成酒は、醸造酒・蒸留酒に果実や糖などを加えて造るお酒で、

梅酒やリキュール類が代表的です。



回は、お酒の種類と製造方法を取り上げてみました。

次回、第二弾では、お酒のカロリーと健康についてご紹介いたします。

乞うご期待!

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